• 唐津くんちは、毎年11月2、3、4日に開催される唐津神社の秋季例大祭で唐津最大の行事です。「くんち」とは「供日」とも書き、収穫感謝の意が込められている
お祭りです。
  • この『唐津くんち』は、昭和33年に佐賀県重要有形文化財、また昭和55年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
最近では海外にも広く紹介されています。 くんち見物を目的とした観光客も年々増加しており、くんち期間中の人出は50万人を超えています。
  • 唐津神祭行列図

宵山お旅所神幸町廻り 

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    提灯の灯りの浮かぶ
幻想的な曳山
    唐津神社参道が整備され、その二年後、明治28年(1895)参道に曳山小屋が設置されてからは御旅所神幸前日の夜には小屋の前に各曳山が集合するようになりました。
    それまでは、各町が提灯をつけて真夜中から明け方にかけてばらばらに各道順を選び、大手門の前、あるいは明治に入ってからは神社前に集合していました(勝手曳き)。
    昭和37年(1962)からは行列による宵曳山が行われるようになりました。現在ではこの日の夜7時半に、刀町の曳山が大手口から曳き出され東行する間に、 各町が曳き順通りに一番近い場所から参加し、最後に唐津神社前に勢ぞろい、幻想的な宵曳山は観客を魅了します。
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    おくんち一番の
見どころは「曳き込み」!
    唐津くんちの最大の見どころとして、県内外から大勢の見物客 が訪れます。この日の早朝、唐津神社と特別な関係のある神田地区の青年が、神前にて雄獅子、雌獅子の獅子舞を奉納します。獅子は木造の漆塗りで頭にかぶって演じます。この舞は、口元をカブカブ動かすところからカブカブ獅子とも呼ばれています。午前9時30分を回ると、神輿を中心として前後に曳山が従い、明神台(西の浜お旅所)までの巡行が始まります。曳山は一番曳山の刀町・赤獅子から十四番曳山の江川町・七宝丸まで、制作年代順に並んで、旧城下町をまわります。お旅所への曳き込み、曳き出しが最大の見せ場です。
  • kunnti

    「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の
掛声とともに、フィナーレ!
    この日は、前日の御神幸とほぼ同じ巡路で、旧城下の東西約8キロを回ります。ただし、神輿は出ません。各町ごとに揃いの鉢巻き、江戸腹、パッチ(股引)、腕ヌキに身を固め、いなせな曳子たちが、ヤマに乗り込んだ囃子方の奏でる緩急自在の典雅なリズムに合わ せて曳き廻るさまは感動的です。「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛声とともに、フィナーレへと高まっていきます。 曳山の曳き納めとあって、曳子は最大の力をふり絞りながら曳き、見物客は力いっぱい声援を飛ばします。そして、一台、また一台と曳山展示場に格納されます。

曳山巡行コースページ

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