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唐津観光協会
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平成21年2月2日
■第28号■
発行:社団法人唐津観光協会
 
 
佐賀県唐津観光協会が発行するニュースレター「唐津んもんだより」第28号です。
唐津市のイベント・観光情報をお届けします。


【INDEX】

特集: 唐津伝統のスィーツ
 ■松露饅頭
 ■松原おこし

 けえらん・けいらん
 ■金華糖の鯛菓子
 ■淡雪饅頭


見所・イベント予告
 
■早春の浜玉、花めぐりスタンプラリー
 ■小松酒造の蔵開き
 ■「第5回 村田英雄音楽祭」と 「唐津ジュニア音楽祭2009−西尾芳彦音楽賞−」
 ■海月セミナーのお知らせ
 ■まつらの姫達の宴

唐津よもやま話
 ■「唐津ゆかりの人物」
  ・木塚忠助
 ■唐津 百選めぐり 第4回
  ・蕨野(わらびの)の棚田

特集: 唐津伝統のスィーツ

 バレンタインデーの贈り物の定番といえばチョコですが、今年は、趣向をかえて和菓子を贈ってみては?
 今月は、唐津で50年以上も親しまれている和菓子の数々をご紹介します。

 
松露饅頭
 

コロコロと丸く可愛い松露饅頭。手作りの美味しさをお楽しみいただけます。

 松露饅頭は、こしあんをカステラ生地の薄い皮で包んだ、素朴なお菓子です。その歴史は古く、江戸時代後期、時の藩主、小笠原候に献上されたのが始まりと言われています。きめ細やかな良質のこしあんに、小麦粉、砂糖、卵から作ったカステラ生地をかけながら、一つ一つ真心を込めて焼あげられています。
 コロコロと丸く可愛い松露饅頭。“松露”とは、クロマツの根元に発生するキノコの一種で、コロコロとした丸い姿をしています。この可愛い姿をお菓子にしたのが松露饅頭です。地元唐津では子供からお年寄りまで大変人気があり、唐津っ子のおやつやお茶うけとして、親しまれています。また、お土産やご贈答にも大変喜ばれ、唐津を代表するお菓子の一つと言えます。甘さを抑えさっぱりとした風味と「手作りの美味しさ」をお楽しみいただけます。

   松露饅頭 1,155円(12個入)

   [大原老舗]     
   【住所】  唐津市本町1513-17  
   【電話】  0955-73-3181

   [宮田松露饅頭]  
   【住所】  唐津市呉服町1815-1  
   【電話】  0955-72-2596

■松原おこし


かつて太閤秀吉へも献上されたといういわれを持つ、丸く細長い、松の幹に見立てた“おこしに”黒砂糖をまぶしたお菓子。


 日本三大松原の一つにも数えられる虹の松原のほぼ中心に店舗を構え、創業は明治初年からという老舗が、まるき屋 麻生本家です。
 昔ながらの手法を守り続け、今も変わることなく昔からの味を守っているとの事です。
精選されたうるち米を松の花色に見立てる為に、山桃の樹皮を炊き出し、米に色を付け天日で乾燥させて炒り、水飴と混ぜ黒糖をまぶし、板で丸く伸ばし切り分け、松の幹に見立てているのだそうです。
 米を炒って膨らませたものを“はな”と呼び、松の木に咲く花を表し、水飴を“松ヤニ”に見立て、黒砂糖は“虹の松原”の松がすべて『黒松』である為、それを表現しているというこだわりの一品なのです。
 また、それだけではなく、袋入りの包みの山形は唐津を代表する山、“鏡山(かがみやま)”を表しているとの事です。
 唐津を想う気持ちが伺える、愛情あふれる品だといえます。

     松原おこし
       1,260円(54本入り)、 840円(36本入り)、 630円(33本入り)、
        400円(18本入り)、 260円(12本入り)

   [まるき屋 麻生本家]

【住所】 唐津市鏡虹の松原4117-1
【電話】 0955-72-3482
【営業時間】 6:30〜18:00
【その他】 駐車場・御手洗あり
【お休み】 年始のみ


■けえらん・けいらん
 

太閤秀吉が朝鮮出兵の折、諏訪神社に参詣した際、地元民が献上した団子。

 この団子を食べたならば勝つまでは本国には「帰らん」という意味から「けえらん」と言われるようになったといわれ400年の伝統あるお菓子です。
 けえらんは、白米の粉を蒸籠で蒸し、杵でつき上げた生地を平たく伸ばし、小豆のこしあんを巻き込んだ団子です。もともと地元の人が、5月の「お諏訪さんの春まつり」の際に作っていたものが商品化され、一年中売られるようになり、浜崎名物として現在に受け継がれています。
 けえらんが売られているお店では、買ったけえらんを店内でいただくことができます。「伊藤けえらん」さんでは、けえらんが唐津焼に盛られてきますので、けえらんと唐津焼の両方が楽しめます。お茶も用意されていますので、思わず長居してしまいそうです。
 そのままはもちろん、両面をちょっと焼いて食べるのもおいしい食べ方のひとつです。

   けえらん735円(10本入り)

   [伊藤けえらん]
   【住所】 唐津市浜玉町大字浜崎943
   【電話】0955-56-6901

■金華糖の鯛菓子
 

唐津くんちで人気の曳山“鯛やま”の町で作られる伝統の鯛菓子。

 金華(花)糖の鯛菓子を作る篠原三松堂は、唐津市魚屋町で80年の歴史を持つお菓子屋さん。金華糖は、型に流して作る砂糖菓子の総称です。まず、上白糖と水を煮詰めて、空気を含ませ乳白色になるまで攪拌するのですが、その加減は全国菓子大博覧会で金賞を受賞した三代目店主、篠原宏司さんの経験と技術が物を言います。
 その後、鯛の形をした型に流し込んで1日程乾燥させ、食紅で着色してできあがります。通常、和菓子は木型を使うことが多いのですが、北部九州は、唐津焼をはじめとする焼成技術の高い土地柄のためか、瓦型を用います。瓦型は、木型に比べ水分の調整等メリットも多いのですが最近は型を作る瓦職人が少なく、50年以上前に作られた型を今も大切に使っているそうです。
 現在篠原さんは、鯛菓子以外にも「お茶菓子として食べることができ、実際にお茶も点てられる」というチョット気になる新商品“金華糖の抹茶茶碗”を試作中とのことです。

   金華糖の鯛菓子525円(19cm)〜
   ※在庫切れの場合もありますので、事前に連絡してください。

   [篠原三松堂]
   【住所】 唐津市魚屋町2006
   【電話】 0955-72-4406

■淡雪饅頭
 

昭和天皇も召し上がられた、打ち寄せる波のはじけそうな白い泡をイメージしたお菓子。

 淡雪饅頭は、唐津駅近くの中町商店街にある池田屋菓子舗の初代店主が50年程前から作り始めました。口に入れると雪のように溶ける卵白を使った外皮が、程よい甘さの“こし餡”を包む和菓子で、昭和天皇が来唐された際には、夕食後に召し上がられたそうです。
 独特のとろけるような食感は「原料の卵白・ザラメ・水飴を攪拌しながら、寒天を混ぜるタイミングと空気の量が秘訣」とのこと。夏場は冷やして食べるのがおすすめです。

   淡雪饅頭525円(6個入り)

   [池田屋菓子舗]
   【住所】 唐津市中町1835-2
   【電話】 0955-74-3753

見所・イベント予告

■早春の浜玉、花めぐりスタンプラリー


春を感じて、プレゼント も当たる花めぐり!

 2月〜3月の唐津市浜玉町では、しだれ梅、ベゴニア、 ブーゲンビリア が見頃です。花所のスタンプ4コと協賛店のスタンプ1コ、合計5コを集めると抽選でお食事券や温泉入浴券などをプレゼントします。(スタンプ台紙は各花所にあります)
※スタンプの捺印条件は施設によって違います。(無料から500円)

【期間】 平成21年2月10日〜3月10日
【発表】 3月下旬、当選者に直接連絡いたします。
【お問い合わせ】 浜玉花めぐり実行委員会事務局 TEL 090-3667-1936(近藤)


■小松酒造の蔵開き 

 唐津市相知町の「小松酒造」で蔵開きが開催されます。小松酒造は、まわりを山々に囲まれ自然に恵まれた環境の中にあります。
 昔ながらの手作りにこだわり全工程の全てを手作りで行なっている小松酒造は、新酒鑑評会で何度も金賞を獲得している蔵元です。
 当日は、普段中々入ることの出来ない酒蔵で、新酒の無料試飲や仕込蔵の見学をお楽しみいただけるほか、地元相知産の蕎麦粉を使った手打ち蕎麦もご賞味いただけます。この機会に、唐津市相知町「小松酒造」に足をお運びになられてみてはいかがでしょうか。

【開催日】 平成21年2月22日(日)
【時間】 10:00〜16:00
【入場】 無料 (手打ち蕎麦:有料)
【住所】 唐津市相知町千束1489
(JR唐津線 相知駅より徒歩5分
 (長崎自動車道 多久インターより車で20分)
※飲酒運転は絶対にしないで下さい。
【お問い合わせ】 小松酒造 TEL 0955-62-2408


■「第5回 村田英雄音楽祭」と 「唐津ジュニア音楽祭2009−西尾芳彦音楽賞−」
 

「昭和」と「平成」を代表する唐津出身の音楽家に因んだ2つの音楽祭♪

[第5回 村田英雄音楽祭]
 昭和歌謡史に名を残す演歌界の大御所、故村田英雄さんゆかりの地、唐津で「第5回 村田英雄音楽祭」が開催されます。
 今年で第5回を迎える本大会は、全国各地から厳しい予選を勝ち抜いてきた30名(村田英雄部門10名 一般部門20名)が、自慢の歌を競います。特別審査員に唐津出身の演歌歌手で“唐津大使”の西方裕之さん、ゲストに演歌歌手の山内恵介さんを迎え、華やかな歌謡ショーもお楽しみいただけます。

【日時】 平成21年3月8日(日)  開場13:00  開演14:00
第一部/コンクール(村田英雄部門・一般部門)
第二部/山内恵介 歌謡ショー
【会場】 唐津市民会館  唐津市西城内6-33 TEL 0955-72-8278
【入場料】 前売り2,500円 当日3,000円
【前売チケット販売所】
 ・唐津市民会館 ・(社)唐津観光協会浜玉支所
 ・唐津駅観光案内所 ・(社)唐津観光協会鎮西支所
 ・(社)唐津観光協会相知支所 ・呼子観光案内所
【お問い合わせ】 村田英雄記念館 TEL 0955−51−8312


[唐津ジュニア音楽祭2009−西尾芳彦音楽賞−]
 唐津出身の音楽プロデューサーで“唐津大使”でもある西尾芳彦さんを審査員に迎え「唐津ジュニア音楽祭2009−西尾芳彦音楽賞−」が開催されます。
 今年で第2回を迎える本大会。西尾芳彦さんは、唐津の子供達に“夢”を持つことの大切さを伝える活動を市内各地で実践しており「唐津ジュニア音楽祭2009−西尾芳彦音楽賞−」も、その一環として開催されます。当日は、ヴォーカル・オーディション部門とミュージック・コンテスト部門の2つのプログラムが行なわれ、未来のアーティストを目指す若者の歌や演奏をお楽しみいただけます。

【日時】 平成21年2月21日(土)  13:00〜17:00
【会場】 唐津市文化体育館 文化ホール
唐津市和多田大土井1‐1 TEL 0955-73-2888
※入場は無料ですが、整理券が必要です。
入場整理券は唐津市民会館、唐津市 文化体育館、市内一部楽器店で配布しています。
(当日、席に余裕がある場合は、入場整理券がなくても入場できます。)
【お問い合わせ】 唐津ジュニア音楽祭実行委員会事務局 TEL 0955−72−8278


■海月セミナーのお知らせ


 初春の“海月”でお茶を楽しみ、“名護屋城跡”を巡りながら、一緒に【肥前名護屋】について学びませんか?
講師の高瀬氏は、元名護屋城博物館の学芸課長を務め、城郭史・土木技術史を専門にされていました。
韓国の倭城の石垣の復元にも携わられた方で、現在は、城郭研究家として活動されています。
歴史のプロフェッショナルと一緒に歩く史跡散策と、唐津市相賀(おうか)にある、カフェ 雲のうえのマスターでもある“毛利元就”氏の篠笛を楽しみながら、海月でお茶を飲む、そんなゆっくりとした時間を楽しみませんか?

【とき】 平成21年2月22日(日)
【参加料】 お一人様 1,000円
【講師】 高瀬哲郎氏
日 程
10:00〜12:00  名護屋城跡 史跡散策
13:00〜15:00 海月セミナー
15:00〜 篠笛ミニコンサート(演奏:毛利元就氏)
※ お茶を飲みながらになります。
(*昼食がご入用の方は「雲のうえ」特製カレーをご用意致します。(料金別途))
お問い合わせ先 茶苑 海月 TEL/FAX:0955-82-4384
  http://www3.ocn.ne.jp/~kaigetsu/ 


まつらの姫達の宴

※クリックするとPDFにリンクします。

「まつらの姫達の宴」は、城下町唐津に春を告げるひなまつりイベントです。
 唐津市の古代の森会館と埋門(ウズメモン)ノ館の二つの会場で、おひなさま展示の他さまざまな体験イベントがあり、ゆっくりと過ごす休日にぴったりです。お誘いあわせの上是非お出掛け下さい。

【開催期間】 2009年2月21日(土)〜3月8日(日) 9:00〜17:00
【場所】 唐津市鏡
【お問い合わせ】 古代の森会館 TEL 0955-77-0510
【入場料】 無料※博多人形・源氏物語展、まつらの姫達の宴ウォーキングは有料。


   [古代の森会館 イベント]
   源氏物語と唐津 博多人形・源氏物語展
   【入場料】 100円(子供50円)

   [まつらにゆかりのおひなさま展]
   唐津・東松浦地方の民家や旧家のおひなさまが展示されます。

   [古代の森の梅まつり 物産展]
   梅林の梅の開花状況は随時お問い合わせください。

   [特別公演 こどもおはなし隊「松浦佐用姫物語」]
   【日時】 2009年2月21日(土)10:30〜

   [特別講演 「松浦さよ姫と『源氏物語河海抄』・鏡宮」]
   九州工業大学教授文学博士 近藤直也氏
   【日時】 2009年2月21日(土)11:00〜

   [唐津かんね祭り〜かんね劇「占い」と歌など]
   【日時】 2009年2月22日(日) 13:00〜

   [第7回「まつらの万葉かるた大会」]
   【日時】 2009年3月1日(日) 12:30〜17:00

   [源氏物語」謡曲とお仕舞いの集い]
   【日時】2009年3月4日(水) 13:30〜14:30

   [まつらの姫達の宴ウォーキング]
古代の森会館から宝満神社まで、8kmのコースを歩きます。参加賞が宝くじ!ですので、宝満神社参拝でご利益があるかも?
【日時】 2009年3月7日(土) 9:00〜
【参加費】 大人400円、子供300円

   埋門ノ館「ひいな遊び」会場
   ◇唐津に伝わる「おひなさま展示」
   ◇昭和幼稚園、唐津幼稚園園児の作品展示
   ◇早春の生花 華道御幸流唐津支部
   ◇呈茶コーナー 茶道宗流四方会唐津支部
   【日時】 2009年3月1日(日) 〜3月8日(日) 10:00〜16:00※最終日15:00
   ◇佐賀県菓子工業組合唐津支部による「ひなまつり菓子」展示
   ◇ひなまつり菓子販売
   ◇折り紙教室
   ◇講演「お菓子作り」 講師 安藤 美穂氏
     お菓子でひもとく食育教室 桜餅実習体験
【参加費】 無料 ※整理券が必要です。
【開催期間】 2009年2月28日(土)〜3月8日(日) 9:30〜4:30※最終日15:00
【場所】 唐津市北城内
【お問い合わせ】 埋門ノ館 TEL 0955-75-1810
【入場料】 無料

    

唐津よもやま話
 
「唐津ゆかりの人物」 
 
木塚忠助

プロ野球史上屈指の名ショート、木塚忠助。


 プロ野球もキャンプが始まり、球春間近となりましたが、特に今年はWBCが3月に開催されることから例年以上に注目されているようです。もし、このWBCが戦後間もなく開催されていたら間違いなく選出されていたであろう、歴史的名選手が唐津にいました。名前を木塚忠助(きづかただすけ)といい、大正13年 (1924)、東唐津に生まれました。
 忠助は、社会人野球の「国鉄門司鉄道管理局」を経て、昭和23年 (1948) に、23歳でプロ野球の「南海ホークス」(現在の福岡ソフトバンクホークス)に入団し、1年目からショートでレギュラーとなりましました。 2年目以降4年連続で盗塁王を獲得し、出塁すれば、すぐに二塁、三塁と盗塁することから「忠助のシングルヒットは三塁打と同じ」といわれるほどでした。
 昭和25年 (1950) の西鉄ライオンズ(現在の埼玉西武ライオンズ)戦で一塁ランナーだった忠助は、二塁から、すぐに三塁へ盗塁、その後本塁盗塁を見事成功させました。1イニング3盗塁というプロ野球史上初の偉業をなしとげました。この年には当時の日本記録を12も上回る78盗塁という日本新記録を樹立し、盗塁成功率は90.7パーセントというものすごいものでした。
忠助はプロ野球入団後、10年連続の30盗塁以上という大記録も達成しました。12年間の選手生活の盗塁数479回は現在でも日本歴代4位の記録です。また忠助は、通算で42本しかホームランを打っていませんが、俊足を活かし、ランニングホームランを5本成功させています。これは、現在でも日本記録です。
 忠助は、肩が強いことでも有名で「グローブはボールを止めるだけ、 取った瞬間には送球するんだ」 と言い、補球したグラブの位置によって、上手、横手、下手を使い分けて送球していました。その華麗なフィールディングはファンを喜ばせ、 “サーカス・キャッチ”という言葉も生まれ、ホークスを23年間率いた鶴岡監督は、忠助を「銭のとれる選手第一号」 と評していました。
 プロ野球選手として活躍した23歳からベストナイン7回、オールスターゲーム6回出場、日米野球の日本代表にも選ばれ、34歳で現役を退きました。引退後、「唐津に戻って高校野球の監督をしたい」というのが忠助の夢でした。しかし、当時プロ野球経験者は高校野球の指導をすることが全面的に禁じられていたので、その夢は叶わないまま、昭和62年 (1987)、唐津市内の病院
で静かに息をひきとりました。63歳でした。
※ふるさと唐津の偉人たち(唐津市教育委員会編)より引用

■唐津 百選めぐり  

蕨野(わらびの)の棚田

石積みの高さ日本一を誇る、日本最大規模の棚田群。 
蕨野(わらびの)の棚田
 蕨野の棚田は、平成11年『日本の棚田百選』の一つに選ばれ、 昨年7月には、棚田として全国で初めて『国の重要文化的景観』にも選ばれました。
 棚田は、佐賀県唐津市相知町の南端“八幡岳(はちまんだけ)”の山頂に向かって標高180〜420メートルの間に広がっており、標高差は約240メートルにも及びます。蕨野集落から山頂に向かって手を差し出し、5本の指を広げたような形をしており、5本の指は浅い谷をなし、それぞれ「大平(おおひら)」「石盛(いしもり)」「南川原(みなみかわら)」「下ノ木場(したのこば)」「九郎谷(くろうだに)」と名づけられています。棚田の規模は、八幡岳の馬蹄形状をした北向きの急斜面地に約36ヘクタール、700枚の田んぼがあり、平均3〜5mの野面積みを基本とした石積みの棚田群です。
 その歴史は、江戸中期から昭和20年代にかけ、地区住民によって形成され現在に至り、広さは約36ヘクタールと日本最大規模、石積みも最高8.5メートルと日本一を誇り、200ヶ所以上も暗渠(あんきょ)で結んだ独特の水利システムを残しています。ここで育てられるお米も、蕨野棚田保存会の「生活雑排水が入らず安全である事、食味が良い事、生産農家から直接購入する事ができる」を条件にした“棚田米蕨野”が注目をあびています。
 全国の棚田サミットが、平成16年当地蕨野の棚田で開催されたのを始め、田植えが終わった時期に「早苗と棚田ウオーク」、稲刈りが終わった時期に「菜の花種まき交流会」、菜の花が咲く頃には「菜の花ハイクと屋台村」を毎年開催しています。いずれのイベントにも棚田米のおにぎりとお土産が付きます。現在、平成21年3月29日(日)開催「菜の花ハイクと屋台村」の申し込みを受け
付けています。定員400名になり次第、締め切りますので参加者はお早めにお申し込みください。(お申し込みと詳細 http://ouchi.fhl.ne.jp/tanada04.html

 ※蕨野の棚田についてのお問い合わせ
   社団法人唐津観光協会相知支所 TEL 0955-51-8312

発行:社団法人唐津観光協会
〒847-0816 唐津市新興町2935-1 JR唐津駅内
電話番号:0955-74-3355 FAX番号:0955-74-3365
URL:http://www.karatsu-kankou.jp/


 
社団法人 唐津観光協会
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