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唐津観光協会
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平成20年12月2日
■第26号■
発行:社団法人唐津観光協会
 
 
佐賀県唐津観光協会が発行するニュースレター「唐津んもんだより」第26号です。
唐津市のイベント・観光情報をお届けします。


【INDEX】

見所・イベント予告・参加者募集

特集:冬の唐津の見所・遊び所
 ■ぽんぽこ村
 ■ブーゲンの森
 ■天山スキー場(天山リゾート)
 ■お正月の風物詩“からつ独楽”!
 ■イカすクリスマスツリー


 ■ATAだより
 〜 ツアーが旅チャンネル(スカパー)で紹介されます! 〜
 ・宝当神社と宝満神社 幸運祈願バスツアー

 ■唐津・おも城話その(14)
 ・唐津城築城400年記念 唐津映画祭 開催
 ・来てんね唐津町人まつり・冬の市
 ・唐ワンくんゆるキャラまつり参加記
 ・谷口石切丁場跡

唐津よもやま話
 ■旬の食べ物
 ・唐津の台所 中町通り
 ■「唐津ゆかりの人物」
 ・工作機械造りの先駆者  竹尾 年助(たけお としすけ)
 ■唐津 百選めぐり
  ・第2回 唐津焼

見所・イベント予告/参加者募集

特集:冬の唐津の見所・遊び所

■ぽんぽこ村

唐津市の鏡山中腹にあるぽんぽこ村では、駐車場横の皇帝ダリアが満開です。

 約500株、立ち上がった花茎約1000本。よく伸びた花茎は、なんと5メートルもあり、薄紫の花がいっせいに開いている様子に、思わず声がこぼれます。今年の見頃は、例年より早く12月中頃まで。
 ベゴニアガーデン内は暖かな温室で、小さな滝と小川が流れる中、色とりどりのベゴニア咲き、小さな紫の花がかわいいサクソルムが見頃を迎えています。ベゴニアは800種類、約3000株が栽培され、2月〜5月にピークを迎えます。お正月には、ベゴニアの干支飾りが登場しますので、お楽しみに!
 ぽんぽこ村の入園券と、虹の松原と玄海灘が一望できるカフェでのコーヒーとケーキ、絵葉書がセットになったお得な、花カフェセットが人気です。ぽんぽこ村でも花苗が購入できます。

【場所】 唐津市浜玉町浜崎鏡山中腹
【営業時間】 9:00〜17:00 無休
【料金】 大人500円 小人(小中学生)300円
【連絡先】 TEL  0955-56-8580 ぽんぽこ村



■ブーゲンの森

花ざかり、「ブーゲンの森」

 唐津市浜玉町のブーゲンの森では、ブーゲンビリアが満開です♪
冬も暖かなビニールハウス内は、鮮やかなピンク、紫、黄色、白など、色とりどりのブーゲンビリア20種、約200本が咲き乱れています。
 その美しさに、園内のあちこちから歓声があがります。時には、結婚式や成人式の写真撮影も行われることもあるとか。
 1月〜2月、4〜5月にかけてピークを迎え、花で埋め尽くされるそうですが、今から十分に楽しめます♪
 ブーゲンビリアに囲まれたベンチやカフェコーナーで休憩したり、貸出しウエディングドレスで記念撮影したりと、楽しい時間が過ごせます。花苗の販売もあり、ご主人に熱心に栽培法を聞いている方もいらっしゃいました。
 お出掛けの際は、カメラをお忘れなく!

【場所】 唐津市浜玉町横田下
【営業時間】 10:00〜17:00 水曜日定休日
【料金】 300円(中学生以上) ※貸出しウエディングドレス1,000円
【連絡先】 TEL 0955-70-5757 いろり姫小路


■天山スキー場(天山リゾート)


週末は多くのボーダーやスキーヤーで賑わう北部九州唯一のスキー場

 天山スキー場は、唐津市厳木町(きゅうらぎまち)に隣接する佐賀市富士町に平成元年12月にオープンしました。
 両市にまたがる、天山(標高1,046m)の北側斜面に全長約600m・ 幅約40mのゲレンデ(標高720m〜800m)を整備し、スノーマシンも完備しており今年も九州にありながら11月15日から初滑りができました。
 福岡都市圏から約90分ということもあって、週末は多くのボーダーやスキーヤーで賑わいます。レンタル用具も充実し、仕事帰りに滑ることができる身近なスキー場としても親しまれています。

【場所】 佐賀市富士町市川2338-6
【営業時間】 10:00〜21:45
【お問い合わせ】 TEL 0952-58-2571(天山リゾート)
http://www.tenzan-resort.co.jp/


■お正月の風物詩“からつ独楽”! 

 お正月が近づいて参りましたが、皆さんは昔ながらの独楽回しを体験したことはありますか?
 最近では見かけることがあまりない様な気も…何て、そんな事はありません!今回は、今からの季節にピッタリの“独楽(こま)”をご紹介します。
 唐津市で唯一手作り独楽やけん玉を製造しているのが<隈本木工所>さんです。
 独楽やけん玉といっても、サイズ・種類とも色々あって、お子様の年齢にあったものを選べるのです。また、遊ぶだけでなく置物としても楽しめるので、正月飾りなどに買っていかれる方も多いそうです。
 独楽などの色塗りも体験可能なので、事前に予約を入れてお子様と一緒にオリジナル独楽作り体験なんて、いかがでしょう?
 お部屋にこもりがちな季節ですが、時には屋外での遊びもさせてあげたいものですね。

【体験内容】 独楽・けん玉の色塗り体験が可能です。工場見学も可。(要予約)
【営業内容】 9:00〜17:00(土曜・日曜・祝日はお休みですが、見学などでの受付は可能)
【主な販売箇所】 唐津市ふるさと会館 アルピノ、曳山展示場他
【販売価格】 小さいものだと400円から、大きいものは1,200円、セット売りで700円や1,000円と、 お得になっているものもありました。
(飾り独楽もサイズで金額が異なる為、目で見て気に入った大きさのものをお求めする事をおススメします。)
【お問い合わせ】 隈本木工所 TEL/FAX 0955-78-2772 唐津市山田4883-1(工場)
 

イカすクリスマスツリー
 

呼子、冬の風物詩「イカスクリスマスツリー」

今年は、12月25日(木)まで点灯してます。

 呼子朝市通り「憩いの広場」に、高さ5mのクリスマスツリーを、今年も飾りました!
 朝市通りの「松浦町商店街」も、イルミネーションライトが点灯されます。ツリーは、港町らしく、魚網や色とりどりの緋扇貝で飾り付け。1枚ずつパックしたアジのミリン干やスルメも、オーナメントとして飾ります。
 もちろん、今年も観光客の方は、お一人様1枚ずつのお持ち帰りがOKです。
 イルミネーションの点灯は、18:00〜22:00までです。
 また、恒例の「朝市サンタのプレゼント」も、12月14日(日)、ツリーの下で開催されます。前日呼子に宿泊された方、当日朝市で買い物された方を対象に、スタンプラリー形式で、空クジ無しの抽選会を行います。
 日用品や、朝収穫されたばかりの野菜に、イカシュウマイ、干物など、呼子の特産品や宿泊券、食事券、遊覧船チケットなどがあたる抽選会(先着500名様)です。
 朝市サンタのプレゼント  12月14日(日)8:00〜終了(10時頃と思います。)
 呼子らしい、あったかなクリスマスツリーを、この機会に見に来てくださいね♪

ATAだより


 〜 ツアーが旅チャンネル(スカパー)で紹介されます! 〜
宝当神社と宝満神社 幸運祈願バスツアー

 先月、ご紹介した「宝当神社と宝満神社 幸運祈願バスツアー」は、反響も“まずまず”。さらにTV番組で紹介されることになりました!
 全国的にも有名な高島・宝当神社を参るツアーは多く存在しますが、宝満神社と更に丸秘幸運スポットとなる場所も参るので、おもしろい!と思ってくださったようなのです。
 そこでもう一度ツアーの案内と、放送される番組のスケジュールをご紹介します!

[ポイント]
  1.まずは、今年の厄を厄神社ですべて祓ってもらいます。
  2.虹の松原の中心線部分にあたる丸秘幸運スポットへご案内します。
  3.密かなブーム?『宝満神社』にて参拝。
  4.最後はやっぱり、高島『宝当神社』にて祈願。
  5.参加者全員に“宝くじ1枚”プレゼント♪

【旅行代金】 お一人様 7,777円
【催行日程】 募集が終了している日程は省いております。
大安:22(月)、土曜:27・30、 ※現地係員が同行します。
【集合場所】 唐津駅構内観光案内所前
【受付開始】 9:30
【出発時間】 10:00
【所要時間】 約7時間(17:00解散予定)
【最少催行人員】 20名
 
*紹介される番組ご紹介*
 SKY PerfecTV!ch277旅チャンネル「仰天ツアー満載!レッツアーGO!」
 「仰天ツアー満載!レッツアーGO!#7」 (この放送回の2番目です。)
  
(http://www.tabi-ch.net/tabichnet_joho_letour7


 「エッ?こんなツアーあるの!?『驚きツアー』」、「知らなかった!何かお得な感じ!『意外なツアー』」、そして、「お金と時間があれば行ってみたいかな!『行ってもいいかなツアー』」 などなど、旅チャンネルがお薦めする仰天ツアーを毎回紹介。元日本人旅行ガイドのデーブ・スペクターとロサンゼルスのホテルでコンシェルジュとして勤務していた妻の京子スペクターの夫妻が、“旅のスペシャリスト”の視点から番組を進行。二人の豊富な知識と、“寒〜い”夫婦漫才を織り交ぜながらツアーを一挙にご紹介します!(番組HPより抜粋)

  【放送予定日】:再放送を含め10回
@2008/11/28 22:00(金) A2008/11/30 20:00(日) B2008/12/1 18:00(月)
C2008/12/2 9:00(火) D2008/12/5 22:00(金) E2008/12/7 20:00(日)
F2008/12/8 18:00(月) G2008/12/9 9:00(火) H2008/12/12 1:00(金)
I2008/12/19 1:00(金)

【お申し込み・お問い合わせ】
  唐津よかばい旅倶楽部(社団法人 唐津観光協会 ATA事業部)
             TEL 0955-74-3611 FAX 0955-74-3612


■唐津・おも城話その(14)

 古くから大陸との交流もあり、開放的で開けっぴろげな城下町「唐津」のシンボル“唐津城”は本年、築城400年を迎えました。「唐津・おも城話(おもしろばなし)」では、400年祭に向けて行われる様々なイベント情報や、唐津のお城にまつわる話をご紹介します。

唐津城築城400年記念 唐津映画祭 開催 


※パンフレットをクリックして下さい。
拡大表示します。

唐津城築城400年を記念し、唐津市でロケが行われた昭和の映画を上映します。同時に懐かしい唐津の風景のパネル展を開催し、唐津の歴史を振り返ります。

【日時】  平成20年12月21日(日) 10:00〜18:00
【場所】  唐津市文化体育館 文化ホール
(唐津市和多田大土井1番1号)
【内容】 唐津でロケが行われた昭和の映画を上映
@ にあんちゃん (昭和34年作品) 
 1回目 10時30分〜 2回目 14時30分〜
A トラック野郎 男一匹桃次郎 (昭和52年作品)
 1回目 12時30分〜 2回目 16時30分〜
計4回上映 各回400名定員
【鑑賞方法】 入場無料ですが、入場整理券を12月6日(土)より配布します。
無くなり次第終了。
【配布場所】 唐津駅観光案内所(JR唐津駅構内)
観光協会鎮西支所(桃山天下市内)
観光協会相知支所(村田英雄記念館内)
※鑑賞には、それぞれの上映回の整理券が必要です。各作品1人2枚まで。

同時開催:昭和の唐津を振り返るパネル展

皆さん、昭和の唐津を振り返りながら、唐津城400年の歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 【お問い合わせ】 唐津市観光課  TEL 0955−72−9127

来てんね唐津町人まつり・冬の市


  “唐津城築城400年記念イベント”「来てんね唐津 町人まつり冬の市」が12月20日(土)、唐津市の中央商店街周辺で開催されます。中央商店街を中心とした各会場では、郷土物産市や大道芸、幼稚園児によるクリスマスコンサートやステージイベント等、美味しくて楽しい様々なイベントが開催されます。 
 今回は“ゆるキャラ”として各メディアでもとりあげられ、全国的にも有名になった唐ワンくんが、各地の“ゆるキャラお友達”10数名を招き、唐津の町を愉快に盛り上げます。
 また「殿様気分で町歩き ちょっと歩いて鍋どん食おうかツアー」と題し“よかばいガイド”と巡る、風情ある商店街や城内を散策するツアーも開催されます。冬の日の一日を「唐津城築城400年記念 来てんね唐津 町人まつり冬の市」でお過ごしになられてみてはいかがでしょうか。

[イベントスケジュール]
《会場》
本町大手通り
(雨天時:京町アーケード)
・郷土物産市・鍋料理  11:00〜16:00
中町通り ・もちつき大会 @12:00〜
A15:00〜
・かき焼・大道芸 13:00〜16:00
大手口広場 ・唐ワンくんとゆかいな仲間たち
 ゆるキャラ大集合
11:00〜
・曳山イルミネーション 17:00〜
・もちつき大会 @12:00〜
A15:00〜
大手口特設ステージ
(雨天時:アルピノ)
・「ヒーマン」お笑いonステージ @12:40〜
A14:30〜
・郷土芸能祭 11:00〜
中央商店街 ・からつんまちは、100円祭 @12:00〜
A16:00〜
・唐津夢カード抽選会 @11:00〜
A14:00〜
※中央商店街でお買い物をされた方に、お楽しみ食事券1枚を進呈。
(限定1000枚)
京町アーケード ・クリスマスバザール 10:00〜19:00
・幼稚園児によるX’masコンサート 15:00〜18:00
アルピノ中庭 ・クリスマスECOキャンドル 17:00〜
・はちみつ☆ボイス知展クリスマスライブ 18:00〜

 [殿様気分で町歩き ちょっと歩いて鍋どん食おうかツアー]
  ・唐津駅観光案内所9:30集合 10:00スタート
   城内を散策し、商店街のコース。約5qを約2時間で歩きます。 

【料金】 参加無料 30名様限定
【日時】 平成20年12月20日(土)10:00〜20:00
【開催場所】 唐津市中央商店街周辺
【お問い合わせ】 唐津駅観光案内所 TEL 0955−72−4963


唐ワンくんゆるキャラまつり参加記


唐ワンくんの報告
 ひこにゃんから招待状が届いたので10月25日、26日に、彦根市で開催された「ゆるキャラまつりin彦根 〜キグるミさみっと2008〜」に参加して、唐津のPRを行ってきたワン!

 参加キャラは46体。
 25日は、歩行者天国になった京橋キャッスルロードで、たくさんのお客さんと一緒に写真撮影をしたり、ステージで唐津のPRを行いました。
 たくさんのお客さんから「唐ワンくん、応援してるよ!」、「唐ワンくん、テレビ見たよ!」とか、声をかけてもらって、嬉しかったな。
 26日は、あいにくの雨模様。花しょうぶ通り会場で、綱引き大会の応援団長をつとめました。唐ワンが応援したチームは、残念ながら負けてしまいました。それから彦根の商店街をお客さんと一緒に歩いたりしました。
 ゆるキャラのお友達もたくさんできました。
じーもくん、わたるくん、いが☆グリオくん、くもっくるちゃん・・・。また、会いたいなあ。

 [お知らせ]
 唐ワンくんの願いがかなって、12月20日(土)に、「唐ワンくんとゆかいな仲間たち ゆるキャラ大集合」が開催されることになりました。
 “「来てんね唐津」町人まつり冬の市”の中のイベントとして、唐津市中央商店街周辺で、11時から実施します。ゆるキャラの皆さんには、ステージPR、各ブースでのPRを行っていただきます。

 【お問い合わせ】 唐津市役所地域振興課 TEL 0955-72-9220
             唐津駅観光案内所 TEL 0955−72−4963

唐ワンくんからのお誘い
 12月20日が楽しみだなぁ! みなさん、ぜひ、遊びにきてね。
 唐津で待ってるワン!
 

谷口石切丁場跡

城郭に用いられた石垣の加工工程が、一貫して確認できる日本初の遺跡。
〜谷口石切丁場跡(たにぐちいしきりちょうばあと)見学記〜

 “谷口石切丁場跡”は、唐津市浜玉町の黒田山山頂(約190m)で発見されました。
 山の中腹までマイクロバスで移動後、今回の調査のために作られた人がすれ違うのも大変な小道を約1キロ登って行くのですが、その途中にも生茂る木々の間から巨石が見られ、期待が高まっていきます。
 木立をぬけて眼前に広がる比較的平坦な広場には、明らかに人が手を加え、長方体に整形された巨石(方形石材)と自然石が点在していました。この方形石材は4つが残されており、 稜線部がノミ加工によってきれいに整えられ、重量は約22トンもあり、石垣のコーナー部分に使われる「角石」ではないかと考えられています。周辺には石を加工する際に出る10〜20cmの扁平な石の破片 “コッパ”が大量に落ちている事から、この場所で加工された可能性が高いそうです。 近くの斜面には玉島川方向への搬送路の跡もあり、ここで仕上げられた石材が海路で搬送されたのではないかと推測されています。
 また、遺跡には、大型石材を割るのに使われた「矢」と呼ばれる大型くさびを打ち込んだ跡(矢穴)が規則的に残る母岩(石材を切り出す元になる岩)も残っていました。中でも、高さ約5m、幅約10m、推定重量500トン以上の母岩は圧巻でした。現代とは違い工作機械も無い約400年前、巨石に対峙した石工達の技術と職人魂が、矢穴として今でもハッキリと残されているのには感動しました。
 地元では以前からこの巨大な石材群を「太閤石」と呼び、豊臣秀吉が文禄・慶長の役に唐津市鎮西町に築城した名護屋城に使った石材だと言われていました。しかし、今回の調査によると名護屋城はもとより唐津城等、これほどの規模と加工技術の石材が使われた城は、唐津藩内になかったそうです。
 唐津藩が、この巨大な方形石材を造る目的としては、石材の種類(花崗岩)や古文書から幕府が全国の大名に命じて普請させた “大坂城の公儀普請”(1620〜1629)が有力だと考えられています。もしこれが事実なら、540kmもの海路を運搬されたことになり、大坂城石垣石材供給地としては唐津が、日本最西端になるそうです。
 では、何故当時の藩主・寺沢広高は、大坂城に近い芦屋にも石切丁場を持っていたにもかかわらず、遠く離れた唐津から石材を運んだのでしょうか?
 これも現段階では、推測ですが「関ヶ原の戦いでは、秀吉方についていた寺沢広高が家康に忠誠心を見せるためのデモンストレーションだったのではないか」とも考えられています。それ以外にも「山頂から川までどうやって運んだの?」、「海上の運搬に使ったのは船? それともイカダ?」等、400年前の人知を想像するだけでもワクワクする現地説明会でした。

※谷口石切丁場跡は、私有地にあるため常時一般公開はされていません。
参考資料:谷口石切丁場跡現地説明会資料

唐津よもやま話
 
■旬の食べ物 

唐津の台所!中町通りの産栄市場

 中町は昔ながらの商店街の雰囲気を残す所でもあります。
 “靴屋”“お菓子屋”“金物屋”“ラーメン屋”“お惣菜屋”そして“八百屋”に“魚屋”といった、あらゆる専門店が軒を連ねる中町商店街。
 その中町商店街の中頃を唐津駅に向かって左側に入ると、“魚屋”ばかりが軒を連ねる産栄市場があります。
 最近では、スーパーなどで一度に食材などが全部そろう為、“八百屋”や“魚屋”といった、それだけを扱う商店には足が向かない方も多いのかも知れません。
 しかし、そこはやはり専門店!朝、市場から揚がったばかりの新鮮な魚がずらり!
 しかも、お魚屋さんが市場で直接買い付けたものばかりなので“安い!!”のです。 スーパーなどのパック売りより、1割〜2割程安く感じました。
 また、ココでは通常のスーパーには並ばないような、珍しい“魚たち”も見ることが出来、レストランのコックさんやお食事処の料理人が買い付けにくる場所でもあるのです。
 取材に行ったこの日も、お正月には欠かせない“数の子”や“ナマコ”が店頭に並び始め、多くのお客さんで賑わっていました。

「唐津ゆかりの人物」 
 

工作機械造りの先駆者  竹尾 年助(たけお としすけ)

 唐津鐵工所は、明治維新の志士、土佐の人竹内綱の子“竹内明太郎”(たけのうちめいたろう)によって明治39年(1906年)に創設されました。後に、竹内明太郎及び愛知県出身の初代所長“竹尾年助”(たけおとしすけ)により工場建設と要員の採用がなされ、明治42年(1909年)操業を開始、唐津鐵工所創立となりました。この会社を育て、日本の工作機械造りの先駆者として活躍したのが“竹尾年助”です。
 年助は、明治6年(1873年)竹尾彦九郎の三男として生まれ、蔵前高等工業学校、スティーブンス工科大学を卒業後、ボストンやニューヨークで3年間仕事をし、その後、唐津鐵工所の設立に加わることになりました。大正5年(1916年)唐津鉄工所の社長に就任してから「用うるに利有るものを作り、売るに利有るものを追わず」を会社の方針とし、昭和31年(1956年)に83歳で亡くなるまで工作機械造り一筋に携わりました。
 年助は経営者としても優れた能力を発揮した人物といえます。それは「合理主義に徹する」「人作りを最も重要なこととする」という2つの方針に現れています。合理主義の追求においては、アメリカでの経験から毎週日曜日に休むことが健康上合理的であると考え、すぐに唐津でも実行しました。また、定められた時間内の生産性を最大限に上げようと考え、原則として残業をゼロにするという方針を永く実行しました。
 もう一つの合理的手法は、カードシステムという作業時間の管理と記録のシステムを明治末に確立したことです。これもアメリカで学んできたことで、すべての作業の生産性を把握し、製品の原価を正確に計算することが初めて可能になったのです。当時としては大変画期的なシステムであり、この方法も現在まで受け継がれています。
 また一方の人作りにおいては、社内に学校を作り15歳で入社してくる青年社員に勉学を学ぶ場を与えました。この学校は明治末から約50年間続けられました。さらに職場には金属の加工に関しての基本技能を徹底して教える伝統が育っていたので、たくさんの優秀な技能者が育ちました。このことは「会社の利益よりも人作りこそがより大切なことである」という考えによるものです。  
 この様な会社の考え方を生み出したのが、創業者竹内明太郎であり、初代社長の年助でした。2人の考えが生き続けている唐津鐵工所は、来年2009年に、創立100周年を迎えます。 
※ふるさと唐津の偉人たち(唐津市教育委員会編)より引用

■唐津 百選めぐり 
 

第2回 唐津焼

 「一楽、二萩、三唐津」と、わび茶碗として茶人にこよなく愛され続けてきた唐津焼。渋みのある土味と素朴な作調が特徴で、1つひとつ手づくりならではの味わいが人の心を惹きつけます。
 唐津焼は、戦国時代、豊臣秀吉による朝鮮出兵の際に連れ帰った陶工たちの技術によって本格的に始められたといわれ、蹴りロクロを使った形成や登り窯による焼成など、今なお、その伝統が受け継がれています。
 しかし、どんなに素晴らしく焼きあがった器も完成品ではなく、唐津焼は使われる中で育ち、熟成されていきます。
 “使う人が作品を完成させ、使われてこそ唐津焼の魅力が引き立つ”のです。

窯元・店舗案内
 伝統を大事に守りながら、個性豊かな窯元が唐津市内に点在しています。
 茶器をはじめ、花器や食器、コーヒーカップなどの作品もあります。
http://www.karatsu-kankou.jp/karatsuyaki.html


お茶碗窯通り(JR唐津駅から徒歩10分)
 13代中里太郎衛門が描いた陶板が随所に敷かれ、路地に入ると、古い登り窯をみることができます。


[ 唐津焼の主な種類]

絵唐津(えがらつ)

素地に素朴な鉄絵を施したもの。文様は自然にある草、花、鳥などを単純に生き生きと描いたものが多く、特に、草が多い。

斑唐津(まだらがらつ) 
長石釉にわら灰、木灰などを混ぜた釉薬をかけて焼いたもの。表面に青や黒の斑がぽつぽつと現れる。

三島唐津(みしまがらつ) 
象嵌の一種で、器が生乾きのうちに印花、線彫、雲鶴などの紋様を施し、化粧土を塗って、仕上げを施し、長石釉や木灰釉をかけて焼いたもの。

粉引唐津(こびきがらつ)  
褐色の粘土を使い、生乾きの時に白色の化粧土をかけ、長石釉や木灰釉をかけて焼いたもの。

朝鮮唐津(ちょうせんがらつ) 
李氏朝鮮の陶工から伝わった伝統的なスタイル。黒色を付ける鉄釉を上から流し、白色を付ける藁灰釉を下から掛け高温で焼き、二つを交わらせたもの。

発行:社団法人唐津観光協会
〒847-0816 唐津市新興町2935-1 JR唐津駅内
電話番号:0955-74-3355 FAX番号:0955-74-3365
URL:http://www.karatsu-kankou.jp/


 
社団法人 唐津観光協会
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